ninja250R 走行距離80000km突破。発生した不具合とメンテナンスを書き出してみる
先日、ninja250Rの走行距離が80000kmを突破しました。
中古で約10000kmの個体を購入し、そこから約10年で70000kmほど走りました。
日本全国、北海道から九州まで走り回った愛機です。
燃費も良く、ランニングコストも良いので学生の貧乏旅には最適でした。フルカウルでアップライトな姿勢も旅には相性が良かったです。
あまりにも長く乗っており愛着が湧いてしまい、なかなか乗り換えられなかったのですが、80000kmを節目に以前から欲しいと思っていた大型バイクに乗り換えることにしました。
なので、一旦の節目として今までninja250Rで経験した不具合などをまとめてみようと思います。
経験した不具合
■燃料ポンプの不具合
燃料ポンプが壊れ、燃料を噴射できなくなってしまいました。80000km走行して経験した大きなトラブルは、実はこれだけです。約30000kmで壊れました。
初回は自費で修理しましたが、後にリコール対象になっています。
二回目はリコール対応で交換しました。
■センサー類
ブレーキレバーのスイッチは交換しました。あとクラッチ系のセンサーが壊れているのか、ニュートラル以外ではエンジンをかけることが出来ません。特に困ってないので直してません。
■その他
フロントブレーキのマスターシリンダーのオーバーホールを80000kmで実施しました。40000km位で渋くなっており、1度中古品に交換しましたが直ぐにダメになってそのまま何年も乗ってたので、素直にオーバーホールした方が良いと思います。部品も安いです。
リアは特にフィーリングも悪くないので、そのままです。
メンテナンス
ブレーキパッドやタイヤなど、基本は寿命が来たら交換した感じです。
あまり交換しない大物ではリアのブレーキディスクは交換してます。高速を使ったロングツーリングより峠を好んでツーリングするので、ちょっとブレーキの消費は激しいかもしれません。
予防交換したものを以下にリストアップしてみます。今後ninja250R系統に乗りたい人も、今後長く乗っていきたい人にも参考になればと思います。
■油脂類の交換
定期的に交換していました。しかし交換頻度は結構ルーズでした。
エンジンオイル→最初は半年毎(3~6000kmごと)。途中から面倒になって1年毎(おおよそ6~8000kmくらい)
オイルフィルターは2回に1回くらい変えてました。オイルは当初は購入したレッドバロンのリザーブシステムのオイルを使ってました。15Lで安い方を契約。40000kmいかないくらいまで使ってたような記憶が…
それがなくなってからはホームセンターなどに売ってる一番安いJXのオイルを愛用してます。
ブレーキフルード→2~3年毎?色が変わったら。
冷却水→1回減っていたので継ぎ足しました。80000kmで全交換。
■点火プラグ
2~30000km毎くらいで交換。定期的に様子見しつつ交換してました。
最近確認してないです。
■ワイヤー類
50000kmで交換、特に錆等もなく早すぎた。錆が出てからで良いと思う。
XTZ125は出先でクラッチワイヤーが切れたので、予防交換は大事だと思います。
■サス関係
60000kmでオイル滲み発生。フロントフォークをオーバーホールしました。
■ベアリング関係
ホイールベアリングは50000kmくらいでグリスアップ。その後も定期的にタイヤを外す度に確認しグリスアップ。
予防交換したのは、この程度です。振り返ってみると意外と手はかかってないなぁという感想です。
峠では結構エンジンもまわしますし、高速道路では250ccのため8000rpm巡航もザラにある比較的過酷な条件なのですがエンジンも故障知らずです。
基本的には壊れにくく故障もなく、丈夫で良いバイクと言って良いと思います。バイクは80000kmも走らない人も多いので耐久性としては十分ではないでしょうか。
タイ製造モデルですが、致命的な品質の悪さがあるわけでもないです。
台数が出たため、中古価格も安いのも魅力です。
バイク初心者が購入を検討するのも良いバイクではと思います。
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