アコードに試乗しました

近所のいつもアコードを車検に出しているホンダディーラーから洗車無料のDM案内が来ていたので、愛車を洗車してもらいに行ってきました。

そのついで最新型のアコードハイブリッドに試乗させてもらいました。

現在販売されている10代目アコードは北米で2017年に発売されました。

海外では1.5Lターボ、2Lターボがラインナップされていますが、国内では先代同様ハイブリッド専用車です。ホンダのラインナップでは最も効率の良い2L直列4気筒エンジンに発電/走行用の2モーターを組み合わせたハイブリッドであるe:HEVを組み合わせています。

今回は1人で街中、幹線道路、生活道路と色々なシチュエーションで走らせて貰えました。

せっかく試乗させてもらったということもあるので、感想をブログでレビューしておきたいと思います。

デザイン

この10代目アコードのデザインは個人的にはかなり好みです。かなりスタイリッシュで、9代目に比べると随分若返った印象です。一方、リアデザインはちょっとゴテゴテしていてあまり好みではないです。この辺は個人の感性の問題なのでレビューする程ではないですが。

インテリアはシックで落ち着いた雰囲気です。高級感の演出が上手いという訳ではないですが、手触りや質感は良いためマイナスポイントにはならないと思います。

走行性能

街乗りではしっかりトルクの出るモーターのお陰でかなり快適に走れます。加速感も必要十分ですね。十分速い部類に入ると思います。さすがハイブリッドです。

ハンドリングは重めで落ち着いています。しかしロールも程々に抑えられており、安定性は高く好印象です。乗り心地もホンダ車に多い単に「固い」足回りではなく、しっかり路面の凹凸もいなしてくれています

車重があるため加速感やハンドリングの軽快感はないですが、逆に言えば大型セダンらしい立ち振る舞いで良いのかなと。アコードのキャラクターにはマッチしていると思います。

取り回し

ボディサイズは自分の乗っているアコードに比べて随分と拡大されています。とは言え、セダンは元々ノーズも長くリアの見切りも悪いため、7代目アコードと比較しても、それほど気になるものでもないです。車幅も国内で乗りますにはそれほど問題ないレベルですね。

セダンに乗りなれている人であれば、アコードは十分運転しやすく、大きさもそう感じないと思います。セダンに慣れてない人は苦労しそうですが、これはもう少し小さいセダンでも同じでしょうね。

居住性

フロントシートの居住性は文句なしです。先代よりシートポジションは低めになっているらしいですが、その恩恵に預かりセダンにしてはなかなかにスポーティなポジショニングです。ここは賛否両論あると思いますが、個人的は好印象です。

シートの出来栄えもホンダ車の中では良い方なのではないかと思います。ホンダ車は車種によってシートの出来栄えのバラツキも大きいイメージです。

リアシートも少しヘッドクリアランスが狭い気はしますが、気になるほどではありません。膝周りもしっかりスペースがあります。

その他装備等

まずトランクが広いです。セダンは意外とトランクが拾い車種が多いですが、アコードも例に依らず広い部類です。セダンとしてこれだけの容量があれば必要十分だと思います。

ナビの使い勝手やメーターの視認性は特に印象に残っていませんが、まあ問題なかったと思います。

シフトレバーはなく、この車は完全にボタン式です。最初は多少戸惑いましたが、慣れるとこちらの方が断然いいと思います。見た目もスッキリしてますし。

総評

価格に似合うだけのパフォーマンスは持っている車だと思います。北米でもヒットしているだけあって造りはしっかりしていて、走行性能も程よいスポーティ感と安心感がありました。乗り心地に関しても絶妙なバランスです。

ただ、やはり重い車重は個人的にはちょっとネックです。もう少し軽快感が欲しいところ。

燃費は今回はテストしていませんが、先代アコードに乗ってる知り合いによると冬場以外は20km/L程度は走ってしまうようで、サイズにしてはかなり優秀とのことでした。このアコードも期待していいと思います。

価格も見合ったものだとは書きましたが、やはりセダンということを考えるとちょっと高いですね…

よって最近はインサイトが凄く気になっています。試乗してみたいと思いつつ、今乗っている7代目アコードも気に入っており、暫く購入予定もないので、また今回のような機会があればですね。