愛車紹介② kawasaki ninja250R

2020年8月21日

我が家のメインバイクであり、通勤兼趣味車になっています。

タイ製造とすることによりコストを抑え、初期モデルは50万円という破格の安さで、かつては若者に大ヒットしたこのバイクですが(自分も当時のブームに乗って買いました)、最近はめっきり見かける機会が減りました。

中古で購入してからかれこれ7年乗っており、走行距離は70000kmを超えています。

沖縄を除く全46都道府県はこのバイクでは走ってます。暑いところから寒いところまで経験済みです。ダートを走ったり浜辺を走ったり雪道を突破したり、冠水路を突破したり…

なので実車で見ると結構、ボロボロです笑

人気が出るだけあって、かなりよく出来た優等生バイクです。

【諸元】

2009年式

4ストローク並列2気筒 250cc

B×S:62mm×41.2mm

最高出力:23kw/11000rpm

最大トルク:21Nm/8500rpm

タンク容量:17L

燃料供給方式:FI

乾燥重量:168kg

走行性能

まず、優秀なのはツアラー性能

防風性能に優れたカウル、アップライトなポジションは完璧にツアラー寄り。高速道路は高いエンジン回転数のため振動は大きめのですが、法定速度+α程度の巡航なら難なくこなせます。

また、250特有の軽さと、スポーツ走行に耐える車体と上まで元気に回るエンジンによって、峠もかなり楽しいバイクです。6000rpm付近以上から刺激的なトルクの盛り上がりがあり、加速時の気分を盛り上げてくれます。

とは言え所詮250cc。絶対的な馬力は不足しているのは否めません。やはり個人的には50馬力程度は欲しいところ。30馬力程度では高速の追い越し時など力不足を感じるシーンも多々あります。トルクも欲しいですね。

やはり国内では400ccがベストバランスです。

またシートもかなりクッションが薄く、長距離は辛いです。振動よりこちらが辛いですね。

燃費・維持費

30km/L近い燃費と大タンク容量のおかげで航続距離は限界で500km程度あります。旅をするには良いバイクでした。長距離も慣れればいけます笑

ツーリング先に峠を組み込むことで、旅ツーリングでもエキサイティングな走りを楽しむこともできます。

そして最近、助かっているのは販売台数からくる部品の多さ。高価な部品でも中古でヤフオクやメルカリ等で安価に手に入ります。維持はものすごくラクです。

スタイリング

デザインは賛否両論ありますが、個人的にはモデルチェンジ後の先代モデルや現行の方がカッコイイと思います…笑

デザインは先代モデルが好きですが、現行モデルのメカニズムの進化は凄いものがあります。

フレームはピボットレスフレームになり、スイングアームをエンジンに直付け。軽量化に貢献しています。

そして吸気経路も大きく変更されました。SSバイクと同様なダウンドラフト構造です。これにより吸入効率が大幅に改善。馬力が上がる要因となっています。

ここまで進化されると新しいninjaが欲しくなります笑

そして何より魅力的なのはninja400ですね。250と共通のフレームとなり大幅な軽量化を果たしています。かなり楽しそう…

まとめ

新型ninjaの宣伝になってしまった感もありますが、この旧型も十分魅力的で実用的な性能を備えたバイクです。

致命的な故障は少なく、元気に走ってくれました。まだ数年は乗り続けそうです。

正直に言うと、出力面での不満は大きいですが現行250ならばかなり改善されるかも知れません。

ただ欲しい出力に関しては、その辺の感覚は人によると思いますし、使用環境でも違うと思います。街乗りメインのユーザーなら間違いなく必要充分ですね。

そして1つ言えるのは、バイクで旅をしたいバイク初心者には間違いなくベストなバイクです。エンジンは丈夫、年式も新しめで故障も比較的少ないと思いますし(燃料ポンプもリコール対策済みです!)今なら購入価格も維持費もかなりお手軽です。

初めてのバイクとして、大型に飽きた人の乗り換え用として、通勤用としてマルチに使える万人に勧められるバイクだと思います。