愛車紹介①ヤマハXTZ125

2020年8月21日

13輪生活のうちの2輪を担う愛車、ヤマハXTZ125の紹介です。

ブラジルで販売されるフルサイズ125ccオフロードバイクであり、新興国がメイン市場のバイクです。数年前にヤフオクで中古で手に入れました。

現行型は中国で生産されているようですね。125ccとしては珍しいフロント21インチ、リア18インチのフルサイズ。2019年現在、ヤマハの国内向けラインナップにはありませんが中国モデルが輸入されてかなり入ってきているようです。街でもちょこちょこ見かけます。

購入したばかりの頃の写真です。この頃はまだ結構綺麗だったなぁ。

【諸元

2008年式

4ストローク 125cc

B×S:54mm×54mm

最高出力:9.2kW/8000rpm

最大トルク:11.6Nm/6500rpm

タンク容量:11.8L

燃料供給方式:キャブレター

乾燥重量:104kg


タンク容量は結構多いのはツーリング目的には嬉しいです。一方、フレームは鉄、リムも鉄であり車格の割には少し重いです(ただフロントホイールはセローのアルミリムがポン付けできるようです)。シートは分厚く大きく、ツーリングでも快適です。それも車重に対してはネガになってると思いますが。

動力性能・取り回し

馬力は空冷125ccとしては出てると思います。公道でも殆ど動力性能に不満無し。レスポンスもいいと思います。自転車感覚で乗れる軽さ、車格の小ささも利点ですね。普段使いに便利です。ただ法定速度以上で流れるバイパスはアクセルはほぼ全開のため少し辛いですね。

オフロード走行時も難なくこなす優等生です。ホイールの小さい同クラス他車に対しても優位だと思います。

しかしハードなオフロードになると一変。絶対的な重さは250クラスよりは優位ですがトルクがなく、フルサイズのなかでは走破性は今ひとつ劣ります。トルクに対して車重があるのが辛いです。

ただ足つきは抜群に良いので、林道トレールでは助かる場面もあります。キックでも始動できますが、セル付きなのも嬉しいです(自分のXTZはバッテリーが上がって3年ほど放置してるので使えませんが)

燃費・維持費

燃費は燃調があっていないためか悪いです。ストップ&ゴーの少ないツーリングで30km/L程度。普段の街乗りはアクセル全開で加速することが多いからか、そこから3割程度は落ち込みます。純正状態であれば40km/L程度は走るようですので、このクラスとしては標準的。てか航続距離が400kmくらいあるんですね…オフ車なのに。

維持費は原付2種のため安いです。部品もエンジン周りはTT-R125やYBR125と共通。車体関係は大量に入っきている中国製の現行型との共通部品も多いためそう困らないと思います。(そもそも交換したことがないです)

結構普通に手に入ります。

まとめ

ツーリング(林道含む)も楽しめ、維持費の安い下駄が欲しい人にはかなり良いバイクなんじゃないでしょうか。当然、オフロードバイクとしての性能を求めると250ccに劣る所は多々ありますが、普通に林道含め使う分には必要十分な性能は持っています。そして大きめのタンクに分厚いシートもツーリング向きですね。

楽しい原付2種を検討しているのであれば非常におすすめしたいバイクです。