XTZ125 ステムベアリングのメンテ

2020年8月21日

最近急にXTZ125のハンドリングが悪くなりました。停止直前の低速などでふらつくようになりました。どうもセルフステアが効いていない模様。

ステムベアリングが正常に機能していない模様。走行距離は23000km程度ですが、分解してみることにしました。

フロントホイールを浮かし、タイヤやフロントフォークを外していきます。

フロントスタンドを持っていないので、エマージェンシースタンドを使って浮かしました。

コンパクトで持ち運びもできるので、林道ツーリングなどでもあると便利です。リアタイヤを浮かせてチェーンメンテなどをする時も便利です。

さすがにサイドスタンドと支える構造は少し心許ないので、オフ車意外の重いバイクのタイヤを外す整備に使おうとは思いませんが。

トップブリッジ周りのメーター類やライト類も外していきます。トップブリッジのクラウンナットを外せばトップブリッジは外せます。

クラウンナットは27mmなのですが、メガネレンチもしくはソケットを持っておらず急遽買いに走りました。実はステム周りは初めてバラすので事前の確認が甘かったです…

ステムナットを貫通ドライバーで叩いて外せばボトムブリッジも外れ、ステムベアリングを確認することができます。

外したステムベアリングはこちら

完全にグリスがなくなり死んでいるかと思いましたが、意外と大丈夫そうです。

ベアリングと接触する上側のレースも綺麗な感じ。

下側は少し打痕のようものが見えますが、拭いたら取れたので問題なしです。

グリスをたっぷり塗って再度組み付けます。

組んでる途中の写真

別の所用が後に控えていたため急いで組んでいきます。ちょっと写真は省略です。

タイヤも組み付けて自立できるように。

フロントフォークはバラしたついでにピカールで磨いておきました。

組んだら試走してみます。曲がる、止まるは確認。タイヤを外したので速度がきちんと出てるかも確認します。

今回のメンテナンスの目的であった低速でのふらつきはなくなりました。グリスを塗り直した効果はあったようです。

次回、また同じような症状が出たら、今度はベアリング交換ですかね…

通勤のメインはninjaの方で、このバイクはあまり走行距離は伸びないので、かなり先にはなりそうですが。