ninja250R タイヤ交換(BT-45→DIABLO ROSSO SPORT)

2020年8月21日

ninjaのタイヤの寿命が近づいてきたのでタイヤを交換しました。 ブリジストンの王道ツーリングタイヤであるBT-45からピレリDIABLO ROSSO SPORT(ディアブロ ロッソ スポーツ)への変更です。

交換前のタイヤの状態です。

リアはまだ辛うじて残っていますが、フロントタイヤが結構磨り減っています。雨天のコーナリングが不安になるような減り方をしてます。

BT-45はブリジストンの定番のツーリングタイヤです。

リアタイヤは3分割トレッドであるスポーツ・サクト構造を採用。真ん中には固めのコンパウンド、サイドは柔らかめのコンパウンドとして直進安定性、寿命、コーナリング時のグリップを両立させています。

公式サイトから構造を示す画像を拝借します。余談ですが色々なタイヤのことが詳しく解説されており、何気なく読んでいてもブリジストンのホームページは面白いです。

https://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/technology/index.html

IRCのRX-02と並び良くできた万能タイヤだと思います。

今回履かせてみて、BT-45のライフとしては約11000kmくらいでした。まずまずですね。RX-02の方がロングライフだったような気はしますが、通勤に使うようになって今までよりSTOP&GOの多い街乗りと峠の割合が増えているので、単純な比較はできません。

よくできたタイヤなのですが、ずっと履いていたRX-02とキャラも似ており面白みに欠けるのは事実。今回は気分を変えてピレリにしてみました。

また、リアタイヤは見栄え重視で140を履かせていたのですが、コーナーをもっと楽しみたいので純正サイズである130に戻しました

実はこのDIABLO ROSSO SPORTというタイヤ、DIABLOの名前を冠する新型のバイアスタイヤでまだ日本語サイトには殆ど情報がありません。ピレリの公式サイトにも載っていませんでした。(2019年8月9日現在)

英語のサイトはこれです

https://www.pirelli.com/tyres/en-sg/motorcycle/tyres/sheet/diablo-rosso-sport

バランスの良いストリートメインの小型モーターサイクル用バイアスタイヤでありながら、DIABLO直系の左右非対称な独特のトレッドパターンを備えています。

このピレリ自慢のトレッドパターンは見た目だけでなく排水性にも優れるそうです。大元のDIABLOシリーズで、かなり開発費をかけて生み出したトレッドパターンだと思いますが、それをそのまま廉価タイヤに使うとは太っ腹ですね!

見栄え重視の人にはかなりいい選択かも知れません。店の人曰く、グリップは定番のツーリングタイヤよりはしっかりするとのこと。

タイヤは家ではちょっとめんどくさいので、謀大手チェーン店で交換してもらいました。作業時間としては1hくらい。費用は工賃、バルブ交換、処分料、窒素充填込みで23000円程度でした。バイアスタイヤはやはり安い!

窒素は断りたかったんですが入れられちゃいました・・・・

基本セットだから別計算は面倒だと言われ。非科学的な説得もあり、実質押し売りみたいであまり印象が良くないんで次は少し遠いけど昔から利用しているナップスにしようかな・・・


そして交換完了。交換中の写真は省略。いきなり交換後の画像です。

やはりDIABLOトレッドパターンの見た目はかっこいいです。左右非対称なのも玄人感出してますね笑

リアは細くなりましたが気にしない。

しばらく走ってみた感想ですが・・・

まず、リアを細くしたことによって、コーナリングでリアがしっかりフロントに追従して寝てくれるようになりました。やはりこちらのハンドリング方が面白い

そしてコーナリングも、この価格にしてはよく食い付きます。まだ皮むきもできていませんが、安心感があります。

走った後に触ってみた感じ、コンパウンドはBT-45よりも柔らかそうです。

ただ、そうなるとライフは気になるところ・・・・

通勤車両には勿体無かったかなと少し思ったり思わなかったり。

2019年8月22日追記

500kmほどツーリングに行ってみての感想です。

峠を走ってみると、やはりかなりグリップします!コーナーが楽しくなりました笑

タイヤを細くしたのも良い方向に働いてますね。面白いように曲がります。