ブラックゴーストは他の魚と混泳はできるのか

2023年5月15日

現在、60cm水槽でブラックゴーストを飼育しています。この魚は一般的には他の魚との混泳は不可とされています。

この魚は微弱な電気でレーダーのようにして獲物を探し、口に入る魚や海老は食べてしまいます。またスネールも食べてしまうようで、ブラックゴーストの水槽にスネールを入れると全滅してしまいます。大きいものは中身だけ、小さいスネールは殻を噛み砕いて中身を食べるようです。

しかし実は我が家ではブラックゴースをコリドラスとクーリーローチと混泳させています。

(クーリーローチは隠れています)

ブラックゴーストが餌を食べるか食べないかは気分次第なところはあり、食べなかった時に餌の食べ残しが水質をかなり悪化させるので、掃除屋として導入しました。

掃除屋さんとしての仕事は完璧で、食べ残しをしっかりたいらげてくれています。

今の所はブラックゴーストともうまくやっているようです。さすがに目の前でコリドラスあたりがヒラヒラやるとブラックゴーストが攻撃はしかけますが、怪我させるようなことはなく、コリドラスもあまり気にせず何度も目の前を悠々と泳ぎ回っています。

またクーリーローチはたまに一緒に土管に入ってたりもします。

意外とうちの子は、他の魚との相性は悪くないようです。あまりお互いに気にすることなく同じ水槽を泳いでいるように見えます。

また一時期的ですが、メイン水槽をリセットする際にサイアミーズフライングフォックスと混泳させてたこともありました。

以下の条件を満たす魚なら我が家のブラックゴーストとの混泳は大丈夫そうです。

・口に入らない大きさである

・運動能力があり逃げ足が速いこと

スネールやミナミヌマエビは上記の条件を満たしてないので食べられてしまいました。ベタやグーラミーなどヒラヒラして泳ぎの下手そうな魚も試したことはないですが、やめておいた方が良いかもしれません。

上記を満たす魚ならブラックゴーストも他の魚と問題なく混泳できそうなことがわかったので、最近ミックスモーリーを同じ水槽の同居人に追加しました。

藻や藍藻を食べてもらうことが目的です。食べ残しが多いからか、藻と藍藻が大量に発生してしまったためです。

藻や藍藻対策の定番はブラックモーリーですが、同じく楔形に近い形状モーリーであれば、草食性も強く藻を食べるようなので、ミックスモーリーの中から好きな色の個体を一匹入れました。

根本的な解決にはなりませんが、それなりに積極的に藻を食べてくれています。

土管などに生えた藻をつついていました。藍藻はあまり食べないみたいですね。少し口に塊を入れてたので、興味がないわけではないようですが。

昼行性の魚なので少し心配でしたが、こちらもブラックゴーストと上手く混泳できているようです。

ただ藻や藍藻が発生する根本的解決にはなっていないので、追加のフィルターの増設も考える必要があるかもしれません。

追記①

ミックスモーリーはブラックゴーストに食べられてしまいました。

もう少し泳ぎの早い魚の方が良さそうです。今は藻の対策としてサイアミーズフライングフォックを混泳させています。

泳ぎが早いのと、そもそも大きいので混泳させても今のところ問題なさそうです。ミックスモーリーのときと違って襲っている様子もありません。

追記②

半年以上コリドラス、クーリーローチ、サイアミーズフライングフォックスと混泳させていますが、問題ありません。

半年だった今はこのような状態です。水草もかなり増えており、それが効いているのかもしれません。

半年後のブラックゴーストの水槽の様子↓

アクアリウムの外部濾過装置を自作しました②