Pumpkin Androidナビ取り付け&レビュー

2020年8月21日

ETCに引き続いてナビの取り付けです。

ナビはディーラーオプションだとエントリーモデルでも結構なお値段がします。というわけで当初は社外ナビを考えていました。よってナビレス仕様で購入。

しかし近距離がメインのジムニーはナビの使用頻度は少ないハズです。そしてナビは地図の更新が有料だったりして、使用コストに見合っていない気もします。たまに遠くに出かけるときに限って地図は古いまま・・・・なんて状況は避けたいです。

そして地図更新が無料といえばスマホアプリの無料ナビ。

最近はかなり使い勝手が良くなっています。目的地の検索に至っては本家ナビより使い勝手もいいし。

実際、アコードはナビがないのでYahooカーナビを使っていますが、特に困ったことはありません。(Googleナビにはたまに恐ろしく狭い道に連れて行かれることはありますが)

というわけでナビは無料アプリで十分。購入価格も抑えたいということで、Pumpkinという中国製のAndroidナビにしました。

現在の最新型はこちら

車載用Androidタブレットと思ってもらえるといいと思います。 通常のナビと大きく異なるのは、Android OSで動いており、アプリを入れれば拡張も可能という点です。もちろんGPSアンテナも付いており、しっかりナビとしても使えます。

音楽は備え付けのプレーヤーにより、USBやmicro SDに入れて挿すことで再生できます。映像も再生可能です。 またAmazon Videoやmusic等ももちろん再生使用可能です 。ラジオも使えます。

そして嬉しいお値段。ビルドインタイプとしては格安の値段で買えてしまいます。

難点を言うならば、ネット環境がナビ中には必要なことが挙げられます。基本的にローカルで運用。ネット環境は必要なときだけ携帯のテザリング機能を使用することにしました。

また、ジムニーの2dinワイドのスペースに対してpumpkinナビは標準的な2dinサイズ。隙間が空いてしまいます。そこでこのスペーサーで隙間を埋めます(ただし加工必須です)

ナビを購入して届いたら、まずセットアップを行います。必要なアプリは自宅内のWi-Fiで事前にダウンロードしておきます。

起動には12Vの直流電源が必要なのですが持ってないので自作します。(真似される場合は自己責任でお願いします)

そこそこのアンペア数が必要なハズというわけで、どのACアダプタでも大丈夫という訳にはいかなさそうです。よってそこそこ容量のある任〇堂のゲームキ〇ーブに付属していたACアダプタを切って自作です。

では、ナビの準備が整ったら取り付けです。

ビルドインスペース下のカバーを手で引っ張って外し、ネジ2本を外します。(写真は既に取り付けた状態ですが)そうするとナビスペースのカバーが外れます。

配線は先に作っておくとラクです。Androidナビは海外製のため備え付けのカプラーは日本車には適合しません。変換する必要があり、変換ケーブルが必要です。

同じ色の配線をギボシでつないでおくだけです(画像が汚くてすいません)。

自分はACC電源から色々と電装機器の電源を取りたかったのでエレクトロタップで事前に分岐を制作しました。

あとラジオを使用するなら、アンテナ線変換ケーブルも必要です

配線の準備ができたらナビに各線をつなぎます。

アンテナ線、USBおよびマイク線、Wi-Fiアンテナケーブル、GPSケーブル、電源およびオーディオ線をつなぎました。

マイクは暫定でAピラー上部に設置。

しかしここではどうも音声の入りが悪いようです。顔を近づければ使えなくもないですが。もう少し口元に近い設置場所を考えねば…

WiFiアンテナはダッシュボード上に設置します。

Wi-FiアンテナおよびUSBケーブルはグローブBox内に隠しました。

ここまでできたら、あとはナビに固定金具をつけてをはめるだけ。(写真撮り忘れ)これでひとまず完成です。

メインメニュー画面はこんな感じ。

両端の隙間は後で先述のスペーサーを加工して埋めました。中華製のためかグローバルモデルのためか少し大きいんですよね。スペーサーは少し削りました。

音楽再生画面はこんなインターフェイスです。

音量ツマミもあり、直感的に操作できます。CDは使えませんが、音楽を入れたUSBを繋ぐだけで再生できるので簡単です。

ナビ画面はこんな感じです。

Yahooカーナビをメインで利用します。ナビは自宅がバレるので画面はモザイクです笑

モザイクのせいでなんかよく分からない画面になってますが、かなり普通に使えます。視認性も良いです。設定しておけばショートカット物理ボタンで一発起動できます(初めはGoogleマップが登録されています)

ただ、加速度センサーが内蔵されておらず車速情報とも連動していないため長いトンネルは動かなくなる可能性があります。まあ長いトンネルで迷うような分かれ道はそうそうないとは思いますが。首都高のc2なんかは降りるとこは予め記憶しておいた方が良さそうです。

操作性はカーナビ専用端末より快適なくらいです。一応、マイクによる音声入力も使えます。

まだあまり使っていませんが、使い勝手は思った以上に良いです。ネット環境につなぐための携帯側の操作が少し億劫に感じますが。

ただ、今使ってる機能は一部で、きちんとは使いこなせてないです。

今後試してみたいこととしては

・OBD2から車両情報をWi-Fiにより取得&表示。アプリは標準で入っています。

・取り締まりエリア警報アプリの導入

すぐに思いつくのはこれくらいですが、エンタメ面もまだまだ改良の余地がありそうに思います。

またしばらく使ったら改めてレビューしたいと思います。

3ヶ月後使用後のレビューはこちら↓